コーチングを実践するうえで、スキルと同じくらい重要なのが「コーチとしての在り方(マインドセット)」です。その指針となるのが「COACHアプローチ」です。この5つの要素を体現することで、クライアントとの本質的な関係が築かれます。
C:Curiosity(好奇心)
クライアントとその行動に純粋な好奇心を持つことが大切です。「この人はどこから来て、どこへ向かいたいのか」という関心を持ち、クライアント自身が自分の人生の専門家であることを認めます。クライアントはすでに何がうまくいき、何がうまくいかないかを最もよく知っています。
O:Open(開放的)
コーチは偏見を持たず、常に敬意ある包括的な姿勢を保ちます。クライアントを辱めたり、責めたり、罪悪感を与えたりしません。どんな状況であっても、まずオープンに受け止める姿勢が信頼の基盤になります。
A:Appreciative(感謝する)
クライアントの長所・才能・前進・成長を積極的に評価します。最も重要なのは、クライアントのポジティブな核心——その人固有の強み・才能・賜物——を見つけ、感謝することです。
C:Compassionate(思いやり)
クライアントへの思いやりと同時に、コーチ自身への思いやりも大切です。自己への思いやりは、他者への共感を育てる土台になります。友人に接するように自分自身を大切にし、励ましと理解をもって自分自身に語りかけましょう。
H:Honesty(正直)
クライアントから質問されたら、正直に答えます。答えを知らないときは「今はわかりません、一緒に調べましょう」と伝える誠実さが大切です。また、クライアントが誤解している場合には、思いやりある口調で真実を伝える勇気も必要です。
好奇心・開放性・感謝・思いやり・正直さ——これがCOACHの本質



